こんにちは。
すてでぃです。
私が大人になって初めて読んだ本、
(伊坂幸太郎)
をご紹介します。
【概要】
- 発行日:2003年11月25日
- 発行元:東京創元社
【内容】
まず現在の話として、アパートに引っ越してきた大学生の椎名が隣の部屋の不思議な青年、河崎に「一緒に本屋を襲わないか」と誘われる。
また、2年前の話に遡り、ペットショップ店員の琴美がペット殺し事件に巻き込まれる。
この現在と2年前が並行して、話が進んでいきます。
【評価】
私が感じた印象をざっくり5つに分けて、わかりやすく星の数で表してみました(★が少ないと低評価、★が多いと高評価)
・読みやすさ ★★★★★
・予想外展開 ★★★★☆
・ドキドキ感 ★★★☆☆
・涙腺崩壊度 ★★☆☆☆
・総合満足度 ★★★★☆
【感想】
まず、タイトルが何?どういう事?ってなりますよね。
どういう意味か知りたいという気持ちがあったので、どんどん読みながら引き込まれました。
そして、読んでいくうちにタイトルだけでなく、いくつもの疑問が出てきます。
不思議な青年、河崎とは一体何者なのか?
そもそも何故本屋を襲うのか?
2年前のペット殺し事件と現在の本屋襲撃の繋がりとは?
最初は謎だらけの話ですが、読んでいくうちに徐々に解明されていきます。
伊坂幸太郎さんの作品ということもあり、とても読みやすく、いろいろな謎が解明されていくのが快感で面白いです。
2007年に映画化もされており、私は本を読んでから映画を観ました。
原作を読んでから映画を観ると、原作のイメージがあるので、出演者や脚本などのイメージと映画が異なる事が多く、評価が下がりがちになります。
しかし、椎名を演じた濱田岳さんと河崎を演じた瑛太さんは、私のイメージ通りでしたので、すごく楽しめました。
特に、濱田岳さんの演技、味があって好きです。
それではまた。
すてでぃでした。