こんにちは。
すてでぃです。
私が初めて小説で泣いた本、
秘密
(東野圭吾)
をご紹介します。
【概要】
- 発行日:1998年9月10日
- 発行元:文藝春秋
【内容】
最愛の妻・直子と小学5年生の娘・藻奈美が不運にもバスの事故に遭う。
その事故によって、藻奈美は一命を取り留めるが、直子は亡くなってしまう。
意識を取り戻した藻奈美だったが、体に宿っていたのは死んだはずの直子だった。
夫・平介と直子の心を持つ藻奈美との奇妙な生活が始まる。
【評価】
私が感じた印象をざっくり5つに分けて、わかりやすく星の数で表してみました(★が少ないと低評価、★が多いと高評価)
・読みやすさ ★★★★★
・予想外展開 ★★★☆☆
・ドキドキ感 ★★☆☆☆
・涙腺崩壊度 ★★★★★
・総合満足度 ★★★★☆
【感想】
最初から、妻を亡くした平介がかわいそうなんですが、終盤に来ると本当に切ない内容です。
この物語の真相は、おそらく読んだ人それぞれに答えがあると思います。
どんな答えにせよ、夫婦愛でもあり、家族愛でもあるのは間違いありません。
この本を読んでいた頃、結婚はしていませんでしたが、感動して泣いていたのを憶えています。
1999年には、広末涼子さん、小林薫さん主演で映画化、2010年には志田未来さんと佐々木蔵之介さん主演でドラマ化になっています。
映画化もされてドラマ化もされているので、原作の本は本当に心に残る素晴らしい作品です。
それではまた。
すてでぃでした。