こんにちは。
すてでぃです。
私が、おすすめする東野圭吾さんの作品、
手紙
(東野圭吾)
をご紹介したいと思います。
【概要】
- 発行日:2003年3月1日
- 発行元:毎日新聞社
【内容】
両親を亡くした兄弟の兄が弟の大学進学の為に強盗をしてしまい、さらに殺人も犯してしまう。
強盗殺人犯の兄を持つ弟が、世間から偏見や差別を受けてしまう。
自分だけならまだしも、自分の家族、子供に影響を及ぼしてしまう。
【評価】
私が感じた印象をざっくり5つに分けて、わかりやすく星の数で表してみました(★が少ないと低評価、★が多いと高評価)
・読みやすさ ★★★★★
・予想外展開 ★★★☆☆
・ドキドキ感 ★★☆☆☆
・涙腺崩壊度 ★★★★☆
・総合満足度 ★★★★☆
【感想】
どんな理由にせよ強盗、殺人などの犯罪は絶対やってはいけない事です。
1番辛いのはもちろん被害者やそのご家族の方ですが、この話は加害者に視点を置いた、かなり深く重い内容です。
私にも兄がいるので、話を重ねて読み、決して他人事ではないと思いました。
自分ではなく、家族が何かしてしまった場合、他の家族への影響を描いています。
これは、誰にでも起こりうる話だと思います。
途中で登場する社長の言葉がなんとも深く、考えさせられました。
この作品は、2006年に映画化されています。
映画の方は、私はまだ観ていないので、観たらブログに感想を載せたいと思います。
それではまた。
すてでぃでした。