こんにちは。
すてでぃです。
本日は、映画にもなって話題になった、
告白
(湊かなえ)
をご紹介したいと思います。
【概要】
- 発行日:2008年8月5日
- 発行元:双葉社
【内容】
中学校の教師である森口は、娘を自分の生徒に殺されてしまった事を告白する。
内容の構成が教師、生徒、家族などと視点が変化し、文体も終始語り口になっている。
それぞれの語られる内容により、徐々に事件の真相が明らかになる。
最後に教師の森口がとった行動とは。
【評価】
私が感じた印象をざっくり5つに分けて、わかりやすく星の数で表してみました(★が少ないと低評価、★が多いと高評価)
・読みやすさ ★★★★☆
・予想外展開 ★★★★☆
・ドキドキ感 ★★★☆☆
・涙腺崩壊度 ☆☆☆☆☆
・総合満足度 ★★★☆☆
【感想】
湊かなえさんは、この作品で小説推理新人賞や本屋大賞を受賞しています。
概要でも書きましたが、この作品は最初から最後まで、語り口調で書かれています。
内容は、とても暗いし、重い印象を受けますが、事件の内容が明らかになってくると、引き込まれどんどん読み進めてしまいます。
語り口調だからなのか、サクサク読めました。
2010年に松たか子さん主演で映画化されていて、話題になった映画です。
松たか子さんの顔をアップした広告、ポスターが印象的でした。
原作と比べてほぼ同じ内容ですが、映画の方は最後の部分を少しアレンジしています。
私は、原作を読む前に映画を観ました。
そして、この映画の内容を全く知らない状態で観たので、とても衝撃を受けたのを覚えています。
原作も映画もよくできた作品で、とにかくラストが見ものです。
それではまた。
すてでぃでした。