こんにちは。
すてでぃです。
今回は天才物理学者の湯川学が活躍する『ガリレオ』の長編作品、
(東野圭吾)
をご紹介したいと思います。
【概要】
- 発行日:2005年8月29日
- 発行元:文藝春秋
【内容】
今回の作品は、1作目の『探偵ガリレオ』、2作目の『予知夢』に続く、3作目の作品になります。
アパートに住む高校教師の石神は、隣人の娘と暮らす母の靖子に恋をしていた。
靖子が前夫を殺害した事を知った石神は、完全犯罪を企てる。
天才数学者の石神に、天才物理学者の湯川が謎解きを挑む。
【評価】
私が感じた印象をざっくり5つに分けて、わかりやすく星の数で表してみました(★が少ないと低評価、★が多いと高評価)
・読みやすさ ★★★★★
・予想外展開 ★★★★★
・ドキドキ感 ★★★☆☆
・涙腺崩壊度 ★★★☆☆
・総合満足度 ★★★★☆
【感想】
この作品で東野圭吾さんは、『本格ミステリ大賞』や『直木賞』など数々の賞を受賞しています。
全体の話の流れ、場面や状況がわかりやすくしっかりしているので、とても読みやすいです。
基本的に推理小説なんですが、人間の純愛な部分も表現されているので楽しめます。
完全犯罪を企てる天才、またそれを解き明かす天才、まさに天才同士のぶつかり合いが読み応えがあります。
終盤で謎が解明されるのですが、わかった瞬間「お〜なるほど‼︎このモヤモヤはそういうことだったのか‼︎」という程、とても見事なトリックでした。
もともと2007年10月から福山雅治さん主演で『ガリレオ』がドラマ化されており、2008年10月にこのドラマの劇場版として『容疑者Xの献身』が映画化されています。
この『容疑者Xの献身』、大人気ドラマの劇場版にもなり、原作が数々の賞を受賞されているので、間違いなくミステリー好きにはたまらない内容となっていますので是非、読んでいただければと思います。
それではまた。
すてでぃでした。