こんにちは。
すてでぃです。
まず今回のお話の注意点です。
※今回の記事は一部、というより全体的に汚い表現がされていますので、お食事中の方、苦手な方はお気を付けください。
私は子供の頃から"乗り物酔い"しやすい子供でした。
しかもかなりの確率で、というよりか乗り物に乗ったらほぼ100%酔ってました。
ちなみにこの"酔い"は「あぁ、なんだか気持ち悪いな…」という甘っちょろい状態ではなく、きれいさっぱり"リバース"しているということです。
昔の車中の匂い
今から約30年前の乗用車やバス、タクシーのあの独特な匂い。
言葉では表現し難い、あの嫌な匂い。
シートについた汗やアカの匂いなのか、エアコンのカビの匂いなのか、何の匂いかわからないところがまた嫌悪感を倍増させます。
あの匂い、今でも覚えています。
今でもその匂いがよみがえり、頭がクラクラするくらい嫌いでした。
最近の車はあの嫌な匂いはしません。
しかし今でも気を抜くと"乗り物に乗ると酔う"という先入観が残っているのか、この30代後半のおっさん(私)は気持ち悪くなります。
乗っていてスマホ見てたら間違いなくウッてなります。
不思議と自分で運転していたら大丈夫なんですけどね。
小学生なら誰もが楽しみにする遠足
皆様の小学生時代、普段の授業とは違う遠足はワクワクして楽しかったですよね?
楽しかった思い出たくさんありますよね?
私は嫌な思い出しかありません…
私が小学生の頃の遠足やスケート教室はバスで移動するのですが、あれは本当に嫌だった。
バスの席決めも、仲の良い友達と座りたい‼︎好きな女の子の隣に座りたい‼︎など普通は盛り上がりますが、私はひとりでテンションだだ下がり…
「とにかく私はエンジンから離れた窓側ならどこでもいい‼︎」
※エンジン付近は酔いやすいという勝手な私の考えです。
当日、酔い止め薬を飲んでも"自分は必ず酔う"という思い込みが非常に強いため、薬が効かず…
おへそに梅干し?5円玉?ありとあらゆることを試しましたが、全く効かなかったのでこれらは迷信だったということを証明してしまう始末…
飴を舐めれば少しは酔いが落ち着くのですが、おやつタイムまでお菓子系が食べられない(先生に事情を言えばOKだったはずだが、言えなかった…)のでダメでした…
私は窓側じゃないと間違いなく破滅するので、運悪く通路側になってしまった時は窓側の友達に、
「頼むっ‼︎窓側と変わってっ‼︎ホント何でもするからっ‼︎マジ一生のお願いっ‼︎お願いっ‼︎」
と必死に懇願した覚えがあります。
移動中、友達との会話もできず窓を開けて外の空気を吸い、必死に"酔う"や"気持ち悪い"ことを連想させることを考えず違うことを無理やり考えたり、外の自動販売機の数を無駄に数えたり、早く着け‼︎早く着け‼︎と念じていたりしていました。(隣の友達、ごめんね。さぞかしつまらなかっただろうに…)
そして1番恐れていた先生からの言葉、
「暖房つけるから窓閉めて〜」
と死の宣告ともとれる言葉で、私は「あ、俺…終わった…」と力尽きるのでした。
そして数分後には隣に座っている友達が手を上げてお決まりの文句を言います。
「先生〜 すてでぃ君がゲ◯してま〜す」
その横で私はうずくまりエチケット袋を口にあて膝をガクガクさせ、勝手に流れる涙を拭いながらリバースしていました…
そして私はフラフラになりながら、一番前のファーストクラス席である先生の横に毎回、強制送還されるのであった。
…
しかもこれ"行き"の話なんで。
この後、楽しい楽しい遠足やスケート教室が待ってるのに、私ここでもひとりテンションだだ下がりです。
下手したら丸1日、先生と一緒に行動しますから。
そしてなんとか遠足やスケートをこなしたとしても、
まだ"帰り"が待ってるという。
"行き"と同じ苦痛を味わなければならないという。
もうホント地獄ですよ。
本気で、ドラえもんの"どこでもドア"がほしいと思いましたよ。
卒業式でみんなと声を揃えて「楽しかった〜遠足〜」って言いますよね。
でも私は全然楽しくなかったです…
私は卒業式で
「1mmも楽しくなかった〜遠足〜」
と叫びました、心の中で。
車以外でも酔っていた私
バスやタクシーで確実に酔っていた私は、同じ乗り物でも『電車』は大丈夫でした。
電車は、バスやタクシーと違ってあの独特な匂いがほとんどありませんでした。(微妙にシートは匂ってたかな…)
電車は唯一、酔わずに移動できる貴重な移動手段でした。
しかし、1度だけ電車で酔ってしまったことがあります。
あの日の事は鮮明に覚えています。
おばあちゃんが入院している病院にお見舞いへ行くために母と電車に乗りました。
病院がある駅までだいたい30分くらいだったと思います。
電車だから大丈夫と気を抜いて、余裕かましていたんでしょうね。
私は数日前に買ってもらった"迷路の本"を読み始めてしまったのです。
ものの数分で目が回り、見事に"リバース"しました。
隣にいた母はまさか電車では酔わないだろうと思っていたので、エチケット袋などの乗り物酔いに必要なもの一式用意しておらず、その後の処理は大変だったと思います。
その時、私は汚れた洋服を拭く母に怒鳴られた事を覚えています。
「あんた、電車でも酔ってたらもうどこへも行けないじゃないのっ‼︎」
…
はい、確かに。
おっしゃる通りでございます。
ごめんなさい、お母さん。
当時、我が家には自家用車もなかったので家族で旅行に行ったなどの思い出は一切ありません。
私の乗り物酔いが激しかったばかりに…
そんな子供の頃のすてでぃのお話でした。
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また次回も見に来ていただけたら、とても嬉しいです。
それではまた。
すてでぃでした。