こんにちは。
すてでぃです。
私は、高い所が大の苦手です。
いわゆる"高所恐怖症"です。
昔は大丈夫でした。
木登りや吊り橋、展望台など、高い所はむしろ大好きでした。
しかし、ある出来事がきっかけで苦手になってしまいました。
7、8年くらい前、今の妻と出会う前にお付き合いしていた女性とディズニーシーへ行った時の事です。
いろいろな乗り物に乗り楽しんでいましたが、当時の彼女が、
「あれに乗りたい‼︎」
と指差したアトラクションが、高くそびえ立つ古いホテルの建物『タワー・オブ・テラー』でした。
私は、ジェットコースターなどの前に進む絶叫系は好きでした。
初めて乗ったのは高校の時で、富士急ハイランドのFUJIYAMAで、それ以来どんなジェットコースターでも楽しんで乗っていました。
しかし、落ちる系はダメなんです。
どうしても、あの落ちる感覚が好きになれず、今まで完全拒否をしてきました。
しかし、彼女の前で情けない所を見せたくなかったので私は、
「いいよ‼︎行こう行こう‼︎」
と、了承してしまったのです。
並んでいる間、気が気じゃなくて、気持ち悪くなるわ、変な汗も出るわで彼女との会話は全く頭に入らず空返事ばかり…
そしてついに順番が来てしまい、恐怖の椅子に座り、上昇し始めました。
上昇が止まり、いよいよ落ちるとなった時、前面の窓がもともと開いていたのか、パカっと開いたのか、そんな事もう覚えていませんが、園内が見渡せる状態でした。
(こ、こんなに高いんかっ‼︎)
(こ、こ、こんな高い所から落ちるんかっ‼︎)
(や、や、や、やめてっ‼︎お願いっ‼︎ホントにっ‼︎助けてっ‼︎ごめんなさーーーいっ‼︎)
心で叫んだ私は、もう気を失う寸前でした。
ヒューーーーーーーン‼︎‼︎
「ゔぁがぉぎゃ▼□&◯◉#★◇※…………」
落下後、私は、
(うぅ………めちゃめちゃ……コワ
再び上昇↑↑↑
(え⁉︎え⁉︎何⁉︎何⁉︎また昇ってるよ‼︎なんで⁉︎は⁉︎え⁉︎)
上昇が止まり、また前面が開いたんだか開いてないんだかもう覚えていません。
(も、もうやめてくれぇーーっ‼︎)
ヒューーーーーーーン‼︎‼︎
「ばぇごょづぉ▼□&◯◉#★◇※…………」
(もうやだ…帰りた
三度上昇↑↑↑
(…鬼だ……地獄だ………拷問だ………この世の終わりだ………)
ヒューーーーーーーン‼︎‼︎
「……………………(チーン)」
落下が終わると、私は恐怖のあまり、隣の彼女の腕を力強く掴んでいました(←普通、逆ですよね(笑))
彼女は、そんな私を心配して
「大丈夫?」
と声をかけてくれ、私は
「だ、だ、だ、だいじょうぶ…だよ……」
と震える声と、震える足でなんとか歩き、タワー・オブ・テラーを後にしました。
それから私は高い所に来ると、タワー・オブ・テラーの恐怖をどうしても思い出してしまい、
ジェットコースターもダメ、
観覧車もダメ、
なんと普通のエレベーター(特に外が見える)でも怖くなってしまうくらいダメになってしまいました。
それではまた。
すてでぃでした。