つくりびとな日々を

いろいろ手を出してしまった感が否めない

読書 デスノート(原作:大場つぐみ 漫画:小畑健)感想

こんにちは。

 

すてでぃです。

 

今回は読んだマンガの感想を書いてみました。

 

カテゴリーは小説のために作成した"読書"で、少し迷いましたがマンガも"読書"として入れていきたいと思います。

 

 

はじめに

今年のお正月に某古本屋さんでセールをやってたので、1冊85円で買ったマンガ。

右のほうにあるデスノートですが、抜けてる巻も無事100円で手に入り、全巻揃ったので読んでみました。

 

今回はその読んだ感想をサクッと書いてみたいと思います。

 

※ 感想はあくまでも私個人の好みや感じたことであり、また読む方によってはネタバレしている内容の可能性がありますので、ご注意ください。

 

概要

 

あらすじ

名前を書くとその名前を書かれた人間が死んでしまうという死神のノート「デスノート」。

この恐ろしいノートを使って世界の犯罪者を抹殺し、理想の世界を作り上げようとする夜神月(やがみらいと)。

一方でそのノートにより犯罪者が死んでいく謎、そして誰の仕業なのか捜査する、世界一の名探偵L(える)。

この2人の凄まじい頭脳戦を描くサスペンスマンガです。

2015年9月の時点で全世界累計発行部数は3000万部を記録しているこのコミックは、映画やアニメ、小説、ミュージカル、ドラマなども幅広く発表されています。

Wikipediaより抜粋〉

 

詳細評価

私が感じた印象を細かく5つと総評に分けて、わかりやすく星の数で表してみました。

 

《凡例》
★☆☆☆☆ う〜ん…これはちょっと…
★★☆☆☆ まぁまぁまぁまぁまぁ……
★★★☆☆ 普通です。
★★★★☆ お〜‼︎いい感じだね‼︎
★★★★★ 最高かよっ‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎

 

デザイン・イラスト

★★★★☆

私は線がはっきりしたイラストが好きで、今回のマンガも線がはっきりして綺麗に描かれているので、それぞれのキャラの顔も混同することなくわかりやすかったです。

特に主要キャラの顔がかっこいい‼︎

私はL推しです(笑)

表紙のデザインも死神、悪魔的なデザインで好きです。

 

ストーリー

★★★★★

非現実的なストーリーですが、発想や独自のルールが面白く、とても引き込まれました。

次の展開が楽しみになり最後どうなるんだ?という期待感を持ちながら読み進めました。

 

キャラクターの魅力

★★★★☆

王道の『主人公=正義の味方』という考えを覆した?キャラ設定なので、1番活躍する主人公が魅力的とは限りません。

しかし、夜神月もLも後半出てくるキャラクターも個性的でかなりかっこいいです。

 

読みやすさ

★★☆☆☆

夜神月とLの裏の裏、そのまた裏をかく凄まじい頭脳戦なので、どうしてもお互いの解説するセリフが長くなってしまいます。

2人の騙し合いについていくことができず、途中で読むのが疲れてしまった時もありました。

 

全巻金額

★★★★☆

古本で購入し、ほとんどをセール中に買ったので13冊(本編12冊+記録・解説本1冊)で約1,300円で揃えることができました。

 

総合評価

★★★★☆

全巻12巻という長すぎないところ、ストーリーのアイデア、主要キャラの存在感、最後の結末など総合的に見ても、まさに目が離せない展開で面白かったです。

途中読み疲れるところはありましたが、終始ハラハラドキドキで熱が冷めることなく最後まで読むことができました。

 

おわりに

今回から始まったマンガの感想記事ですが、その読んだマンガがどんな内容だったか記事にしておけば自分の備忘録になるのでいいですね。

 

さて次は何を読もうかな。

 

【コミック(本、デジタル)】

【映画】

DEATH NOTE デスノート

DEATH NOTE デスノート

  • 発売日: 2015/03/14
  • メディア: Prime Video
 
DEATH NOTE デスノート the Last name

DEATH NOTE デスノート the Last name

  • 発売日: 2015/03/14
  • メディア: Prime Video
 

【アニメ】

【小説・ノベライズ】

【ミュージカル】

【ドラマ】

#1

#1

  • 発売日: 2015/07/06
  • メディア: Prime Video
 

 

☆★☆★☆★☆感謝☆★☆★☆★☆

いつも当ブログの閲覧やはてブ、コメントありがとうございます。

 

また次回も見に来ていただけたら、とても嬉しいです。

 

それではまた。

 

すてでぃでした。

読書 終末のフール(伊坂幸太郎)感想

こんにちは。

 

すてでぃです。

 

今回は、3年後に地球が滅亡する運命にある人々のお話、

 

終末のフール

伊坂幸太郎

 

を、ご紹介したいと思います。

 

【概要】

  • 発行日:2006年3月
  • 発行元:集英社

 

【内容】

『8年後小惑星が地球に衝突し、地球が滅亡する』とわかって5年が過ぎた仙台北部が舞台。

 

残りあと3年、人生を見つめ直す人々がそれぞれの生活を送る話。

 

本作品は短編集となっており、作品名でもある「終末のフール」から始まり「太陽のシール」「籠城のビール」など、お話が8つ収録されています。

 

【評価】

私が感じた印象をざっくり5つに分けて、わかりやすく星の数で表してみました(★が少ないと低評価、★が多いと高評価)

 

・読みやすさ ★★★★★
・予想外展開 ★★☆☆☆
・ドキドキ感 ★★☆☆☆
・涙腺崩壊度 ★★☆☆☆
・総合満足度 ★★★☆☆

 

【感想】

題名が"終末"という事で、パニック的なお話とも取れそうですが、地球滅亡が3年後という舞台であり、また表紙の絵からもわかるように穏やかな内容となっています。

 

小惑星が衝突すると発表した直後は、世界は大混乱だったはずであるが、地球が滅亡するとわかって5年が経ち、残り3年という猶予がある為か、登場人物はどこか皆落ち着いている印象です。

 

残り3年で"何が出来るか""何をすべきか"真剣に考える人達に引き込まれます。

 

短編それぞれに自分だったらどうするか考えさせられます。

 

 

 

特に私自身が考え、印象に残ったのは「太陽のシール」です。

 

3年後に世界が終わる中、妻が妊娠したとわかり子供を"産む""産まない"か夫が悩むというお話です。

 

4歳の子供がいる私として、もしその状態に置かれたとしたら…

 

もちろん産むのは妻なので、妻の考えも聞き、尊重すべきですが、私は産んでほしいです。

 

滅亡まで3人で精一杯生きて、滅亡する瞬間は3人で抱き合い、天国に行っても3人で一緒に暮らしたいと、そう思いました。

 

 

 

"地球滅亡"が3年後に迫る状況にもかかわらず、どこか穏やかで、どこかほっこりしてしまうそんなお話の集まりです。

 

また、伊坂幸太郎さんの作品でよくあるのですが、「あれ?これはさっき読んだ話の場面だな」みたいな感じで、それぞれの短編が所々繋がっているのが読んでいて楽しいです。

 

あとはタイトルが「◻︎◻︎の◯ール」と韻を踏んでいるところが面白いですね(笑)

 

伊坂幸太郎さんらしいユーモアある内容で読みやすくなっていますので是非興味あれば読んでみてください。

 

☆★☆感謝★☆★
いつも当ブログの閲覧、スターやはてブ、コメントありがとうございます。

 

前回、皆様からはてブにコメントを頂きまして、ダブルオーガンダムは比較的新しいガンダムでしたので知らない方が多かったですね。

 

アクションポーズ5を皆様気に入って頂けて、私もこのポーズが好きなので嬉しかったです。

 

それではまた。

 

すてでぃでした。

終末のフール (集英社文庫)

終末のフール (集英社文庫)

 

読書 探偵ガリレオ(東野圭吾)感想

こんにちは。

 

すてでぃです。

 

先日ご紹介した東野圭吾さんのガリレオシリーズ"3作目である

読書 容疑者Xの献身(東野圭吾)感想 - つくりびとな日々を

 

でしたが、今回は"ガリレオシリーズ"の1作目である

 

探偵ガリレオ

東野圭吾

 

を、ご紹介したいと思います。

 

【概要】

 

【内容】

先日の作品『容疑者Xの献身』とは違い、5つの短編集となっています。

 

第1章は、深夜に騒いでいた若者の一人の頭が突然、燃え上がった事件。

 

第2章は、釣りをしていた中学生が、池で拾ったデスマスクに関する事件。

 

第3章は、入浴中に心臓麻痺で死亡した男性の不可解な事件。

 

第4章は、海水浴場の沖で女性が突然の爆発で死亡した不思議な事件。

 

第5章は、ある目撃証言をする少年は幽体離脱をして目撃したと言う謎の事件。

 

難事件に直面した警視庁捜査一課の草薙が旧友の物理学科准教授の湯川と共に難事件を解決していく。

 

【評価】

私が感じた印象をざっくり5つに分けて、わかりやすく星の数で表してみました(★が少ないと低評価、★が多いと高評価)

 

・読みやすさ ★★★★☆
・予想外展開 ★★★★☆
・ドキドキ感 ★☆☆☆☆
・涙腺崩壊度 ★☆☆☆☆
・総合満足度 ★★★☆☆

 

【感想】

すべてが科学的なトリックなんですが、難しい知識がなくてもわかりやすく、最後はなるほどと納得できます。

 

東野圭吾さんが、もともと理系出身という事もあり、この様な作品ができたそうです。

 

私も理系出身なので、とても親近感が湧きます。

 

何より短編集であり、東野圭吾さんの作品という事で、サクサク読めるところがいいです。

 

このガリレオシリーズ、原作から人気がありとても面白いので、福山雅治さん主演で2007年にドラマ化されています。

 

原作では、天才物理学者湯川の相棒として草薙刑事の設定ですが、ドラマでは新人女性刑事の内海(単行本では4作目から登場)に変更されています。

 

湯川演じる福山雅治さんと刑事の内海演じる柴咲コウさんとのコンビが、初対面から徐々に信頼関係を築いていくところや、とにかく美男美女なところが好きでしたね。

 

☆★☆感謝★☆★
いつも当ブログの閲覧、スターやはてブ、コメントありがとうございます。
一部ではありますが、前回のはてブのお返事をしたいと思います。


mashleyさん(id:mashley_slt

アジア天使さん!!!ボブヘアでかわいいですね。トイレ入ったら天使がお出迎えするなんて素敵な演出ですね♪

mashleyさん。コメントありがとうございます‼︎ボブヘアのアジア天使さんや巻き巻きのヨーロッパ天使さん、飾るとしたらどこかなって考えたらイメージで何となくトイレになりました‼︎

 

メイプルさん(id:akihuooblog

また違うバージョンの天使さんですね!金髪天使さんも可愛いけど、茶髪天使さんも、また、願いをかなえてくれそう。。。茶髪天使さんの方が、日本語通じそうだし(笑)

メイプルさん。コメントありがとうございます‼︎茶髪天使さんも優しい方なので、願い叶えてくれますよ‼︎特徴まだ未設定なので、今からでも日本人にしちゃいましょうか(笑)

 

はともかさん(id:aahtmk

可愛い天使さんですね。癒されながらのおトイレ。

はともかさん。コメントありがとうございます‼︎天使さんに見守られながらのトイレ。癒されます(笑)

 

それではまた。

 

すてでぃでした。

探偵ガリレオ (文春文庫)

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ガリレオ [DVD]

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読書 容疑者Xの献身(東野圭吾)感想

こんにちは。

 

すてでぃです。

 

今回は天才物理学者の湯川学が活躍する『ガリレオ』の長編作品、

 

容疑者Xの献身

東野圭吾

 

をご紹介したいと思います。

 

【概要】

 

【内容】

東野圭吾さんの人気シリーズガリレオの長編。

 

今回の作品は、1作目の『探偵ガリレオ』、2作目の『予知夢』に続く、3作目の作品になります。

 

アパートに住む高校教師の石神は、隣人の娘と暮らす母の靖子に恋をしていた。

 

靖子が前夫を殺害した事を知った石神は、完全犯罪を企てる。

 

天才数学者の石神に、天才物理学者の湯川が謎解きを挑む。

 

【評価】

私が感じた印象をざっくり5つに分けて、わかりやすく星の数で表してみました(★が少ないと低評価、★が多いと高評価)

 

・読みやすさ ★★★★★
・予想外展開 ★★★★★
・ドキドキ感 ★★★☆☆
・涙腺崩壊度 ★★★☆☆
・総合満足度 ★★★★☆

 

【感想】 

この作品で東野圭吾さんは、本格ミステリ大賞直木賞など数々の賞を受賞しています。

 

全体の話の流れ、場面や状況がわかりやすくしっかりしているので、とても読みやすいです。

 

基本的に推理小説なんですが、人間の純愛な部分も表現されているので楽しめます。

 

完全犯罪を企てる天才、またそれを解き明かす天才、まさに天才同士のぶつかり合いが読み応えがあります。

 

終盤で謎が解明されるのですが、わかった瞬間「お〜なるほど‼︎このモヤモヤはそういうことだったのか‼︎」という程、とても見事なトリックでした。

 

もともと2007年10月から福山雅治さん主演で『ガリレオ』がドラマ化されており、2008年10月にこのドラマの劇場版として『容疑者Xの献身』が映画化されています。

 

この『容疑者Xの献身』、大人気ドラマの劇場版にもなり、原作が数々の賞を受賞されているので、間違いなくミステリー好きにはたまらない内容となっていますので是非、読んでいただければと思います。

 

それではまた。

 

すてでぃでした。

容疑者Xの献身 (文春文庫)

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読書 永遠の0(百田尚樹)感想

こんにちは。

 

すてでぃです。


今回は、戦争小説である

 

永遠の0

百田尚樹

 

を、ご紹介したいと思います。

 

【概要】

 

【内容】

大学生の健太郎と出版社勤務の姉・慶子は、祖父が実の祖父ではないと知らされる。

 

6年後、2人は太平洋戦争で特攻として戦死した実の祖父・宮部久蔵の事を調べ始める。

 

その宮部久蔵は『天才だが臆病者』と呼ばれていた。

 

元戦友たちの話を聞いていくうちに、想像していた宮部久蔵とかけ離れた人物像に戸惑いながらも本当の姿が明らかになっていく。

 

【評価】

私が感じた印象をざっくり5つに分けて、わかりやすく星の数で表してみました(★が少ないと低評価、★が多いと高評価)

 

・読みやすさ ★★☆☆☆
・予想外展開 ★★★★☆
・ドキドキ感 ★★★☆☆
・涙腺崩壊度 ★★★☆☆
・総合満足度 ★★★☆☆

 

【感想】

戦闘機や艦船が多く出てきますが、ある程度の説明はしてくれているので、戦争の知識がない私でもそれなりに理解ができてる内容でした。

 

当時、特攻隊として敵船艦に突っ込んでいった十代後半から二十代前半の若者の心情が痛いほど伝わってきて、何とも言えない気持ちになりました。

 

そして、その若者達を軍のメンツの為に、次々と特攻隊として突っ込ませた上層部が許せないです。

 

戦時中の日本は、今では想像できない程恐ろしい時代だという事が読むとわかります。

 

その中で、宮部は命の大切さ、尊さを教えてくれ、最後は『天才だが臆病者』の意味がよくわかりました。

 

私は文庫本で読んだのですが、文庫本としては少しボリュームのある作品で、戦争ものでもあったので最後まで読めるか心配でしたが、意外とサクサク読み進むことができました。

 

特攻隊・宮部の生き方は、とても感動しますので、是非機会があったら読んで頂きたいと思います。

 

最近、情勢は緊迫していますが、もう二度とこういった戦争が起こらない事を祈るばかりです。

 

この作品は、2013年に岡田准一さんが主演で映画化され、日本アカデミー賞最優秀作品賞を受賞しています。

 

他にも2010年には須本壮一さん作画による全5巻で漫画化、2015年には向井理さん主演による全3話で特別ドラマ化も作成されています。

 

それではまた。

 

すてでぃでした。

永遠の0 (講談社文庫)

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読書 さまよう刃(東野圭吾)感想

こんにちは。

 

すてでぃです。

 

今回は、

 

さまよう刃

東野圭吾

 

を、ご紹介したいと思います。

 

【概要】

 

【内容】

妻を5年前に亡くしている長峰重樹の1人娘・絵摩が、未成年の少年グループに暴行され殺されてしまう。

 

あるきっかけで犯人を知った長峰は、復讐を決意する。

 

長峰は犯人を追い、警察とマスコミは長峰を追う。

 

正義とは何か。

 

【評価】

私が感じた印象をざっくり5つに分けて、わかりやすく星の数で表してみました(★が少ないと低評価、★が多いと高評価)

 

・読みやすさ ★★★★☆
・予想外展開 ★★★☆☆
・ドキドキ感 ★★★★☆
・涙腺崩壊度 ★☆☆☆☆
・総合満足度 ★★★☆☆

 

【感想】

かなり重くて悲しい内容ですが、さすが東野圭吾さん、とても読みやすいのでサクサク読むことができます。

 

そして、この作品はとても考えさせられる作品だと思います。

 

もし自分が長峰の立場だったら、同じ事をするだろうか。

 

これはもう当事者にならないと、わからない問題です。

 

娘が殺されたから、殺した犯人に復讐する父親は"正義"なのか、"悪"なのか。

 

答えは人それぞれであり、簡単に出るものでもありません。

 

私は、復讐はさすがに"正義"ではないが、父親の行動は"悪"でもないと思う。

 

本当の"悪"というのは、

 

罪が軽くなると知って犯罪を犯す未成年の少年達であり、

 

未成年なら罪を軽くし、更正させるべきだと謳っている少年法であり、

 

犯罪を犯す少年達を育てた親であり、

 

こういった事実に無関心な我々である。

 

この作品は、2009年に寺尾聰さん主演で映画化されています。

 

原作と比べてしまうと、どうしても物足りなさは感じてしまいますが、映画は時間が決まっているので仕方ないと思います。

 

それでも、この話の核である"正義とは何か、悪とは何か"という問題提起はされていますので、原作と同じく考えさせられる作品になっています。

 

原作も映画も、長峰が最後どうなるか、ラストまで目が離せません。

 

それではまた。

 

すてでぃでした。

さまよう刃 (角川文庫)

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読書 告白(湊かなえ)感想

こんにちは。

 

すてでぃです。


本日は、映画にもなって話題になった、

 

告白

湊かなえ

 

をご紹介したいと思います。

 

【概要】

  • 発行日:2008年8月5日
  • 発行元:双葉社

 

【内容】

中学校の教師である森口は、娘を自分の生徒に殺されてしまった事を告白する。

 

内容の構成が教師、生徒、家族などと視点が変化し、文体も終始語り口になっている。

 

それぞれの語られる内容により、徐々に事件の真相が明らかになる。

 

最後に教師の森口がとった行動とは。

 

【評価】

私が感じた印象をざっくり5つに分けて、わかりやすく星の数で表してみました(★が少ないと低評価、★が多いと高評価)

 

・読みやすさ ★★★★☆
・予想外展開 ★★★★☆
・ドキドキ感 ★★★☆☆
・涙腺崩壊度 ☆☆☆☆☆
・総合満足度 ★★★☆☆

 

【感想】

湊かなえさんは、この作品で小説推理新人賞本屋大賞を受賞しています。

 

概要でも書きましたが、この作品は最初から最後まで、語り口調で書かれています。

 

内容は、とても暗いし、重い印象を受けますが、事件の内容が明らかになってくると、引き込まれどんどん読み進めてしまいます。

 

語り口調だからなのか、サクサク読めました。

 

2010年に松たか子さん主演で映画化されていて、話題になった映画です。

 

松たか子さんの顔をアップした広告、ポスターが印象的でした。

 

原作と比べてほぼ同じ内容ですが、映画の方は最後の部分を少しアレンジしています。

 

私は、原作を読む前に映画を観ました。

 

そして、この映画の内容を全く知らない状態で観たので、とても衝撃を受けたのを覚えています。

 

原作も映画もよくできた作品で、とにかくラストが見ものです。

 

それではまた。

 

すてでぃでした。

告白 (双葉文庫) (双葉文庫 み 21-1)

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