こんにちは。
すてでぃです。
今回は、私のガンプラ作成方法の中の『トップコートの種類や吹き付け方法』についてご紹介したいと思います。
はじめに
まず私のガンプラを作成するにあたってのコンセプトなんですが、
"お金と時間をかけず、それなりに作る"
を心掛けていますので、独自の作成方法で手を抜くとこは抜いているため、本格的にガンプラを作成したい方は、参考にならないかもしれません…
トップコートとは?
まずそもそもトップコートとは何か?簡単にご説明したいと思います。
トップコートとは、プラモデルに直接吹き付けることにより、表面の質感をプラスチック特有のツヤから現物に近い質感に表現できます。
また貼り付けたシールやデカール、塗装した面の保護としての役割もあります。
① 光沢トップコート
車やバイクなどのプラモデルに使いたいのが光沢トップコートです。
光沢ある質感で高級感を表現したい時に使うには最適です。
② 半光沢トップコート
飛行機やキャラクターモデルに使いたいのが半光沢スプレーです。
光沢とつや消しの中間くらいなので、少しだけ光沢をつけたい時におすすめです。
③ つや消しトップコート
ガンプラなどのロボット型プラモデルにはつや消しトップコートがいいです。
マットな表面になるので、リアル感を出したい時に使うスプレーです。
私は③のつや消しトップコートを使用し、ガンプラのリアル感を出しています。
上記の使い分けは1例ですので、作られる方の好みによって使うスプレーを変えてもいいと思います。
吹き付け場所及び気候
まずトップコートを吹き付ける場所は、スプレー作業になるので庭やベランダなどの屋外で作業を行なってください。
屋内で換気ダクトなど対策をしないでトップコートを使用すると、部屋に匂いや汚れ、ベトつきなどが付着してしまう可能性があります。
屋外でも噴射物が洗濯物やお隣さんの家、自分自身などに飛び散らないように、ダンボールなどで囲うといいと思います。
また、雨や霧の日などの湿度が高い日だと白化(仕上がりが白くなってしまう)する可能性があるので避けた方がいいです。
※ 白化は修正不可能(私の能力では)でマジへこみますので、天気の悪い日はガンプラを早く完成させたい気持ちをグッと抑え、晴れの日を待ちましょう。
吹き付け準備
【スプレー缶をよく振る】
準備ができたら、トップコートの溶剤を均一に混ぜるために、これでもか‼︎というくらいよく振ってください。
スプレーをよく振って混ぜないと、吹き付け時に気泡化(表面に空気の泡が残ってしまう)の原因になる恐れがあります。
【パーツを挟む棒を準備する】
ガンプラの頭や胴体、手、足にそれぞれ分けたパーツを挟むためのものとして、割り箸に洗濯バサミをセロハンテープで固定したものを作成します。
上記は1例ですので、とりあえず挟むことができ、棒がくっついていればなんでもいいです。
吹き付け方法
【吹き付け開始】
トップコートの吹き付けの始まりは、パーツからスプレーを20cm〜30cm離して、パーツに直接吹きかけないところから吹き付け始めます。
トップコートの吹き付けで、1番失敗談として多いのが、『トップコート吹き付けの始めから直接パーツに吹き付けてしまう』方法です。
直接吹き付け始めてしまうと、白化や気泡化の原因になってしまいますので注意してください。
①
噴射物を出した状態で、パーツに吹きかけていきます。
②
噴射物をパーツで止めず、そのまま通過します。
③
この①→②→③の作業を繰り返すのですが、繰り返す回数は2、3回にしてください。
この吹き付ける量が多過ぎると、修正不可能(私の場合)な白化や気泡化の原因になってしまいます。
【表裏も吹き付ける】
パーツの裏側など、まんべんなく吹きかけます(結構、裏側など忘れがち)
【失敗しないために】
トップコート吹き付けが初めての方や、経験がまだ浅い方でよくやってしまうのが、トップコートの吹き付け過ぎです。
吹き付け過ぎてしまうと、プラモデルの表面が白くなってしまう現象(白化現象)が起こってしまいます。
私も何度かやってしまったことがあります…
あれはショックですね…
最後の仕上げのところで白化という…
吹き付け直後は、ちゃんと吹き付けられているか見た目だと判断しづらいので、吹き付け回数は2、3回で一度留めておき、乾燥後の仕上がりを見て足りない場合は追加することをおすすめします。
※ くれぐれも直接パーツから吹き始めないで、また吹き付け過ぎないように注意してください。
もし不安な場合は、いらないジャンクガンプラやパーツを外したランナー、余ったパーツなどで試し吹きなど練習してみてください。
乾燥方法
トップコートを吹き付けたパーツは洗濯バサミで挟んだまま土台に突き刺し、乾燥させます。
土台は100円ショップのあみあみケースや発泡スチロール、ダンボールを重ねたものなどに、割り箸を突き刺すなどの方法があります。
乾燥時間は、完全乾燥は3日から1週間のようですが、私はそんなに待てないので1、2時間(触って手につかなければOK)で組み立ててしまいます。
素組みとトップコートの比較
左側がただ組立てただけのガンプラ、右側がつや消しトップコートを吹き付けたものです。
左側のガンプラは、見た目が"プラモデル"という感じ(実際プラモデルなんですが)がしますが、右側のガンプラは、"本物のガンダム"を小さくしたリアリティがある感じがします。
写真だとあまり違いがわかりませんが、実際ものを見ると間違いなく違いがわかります。
おわりに
作業場所や気候を気にしないといけないし、スプレー作業なので正直面倒です。
平日、仕事から帰ってきて夜にできる作業ではないので、どうしても晴れた休みの日でないとできません。(晴れた休みの日は出掛けたい…)
面倒な作業が大嫌いな私が、なぜこのような面倒臭い作業をやっているのかというと、トップコートを吹き付けるのと吹き付けないのとでは仕上がりが全然違うからです。
初めて、トップコートコーティングした時は衝撃を受けました。
「こんなにカッコよく仕上がるのかっ‼︎」
なので、ガンプラを作成したら出来ればトップコートコーティングまでをオススメしたいと思います。
トップコートを吹き付けたら、バーニアなどの光沢がある部分の塗装をしてみよう‼︎
ガンプラが完成したらかっこよく立たせてみよう‼︎
出来上がったガンプラを飾ってみよう‼︎
ガンプラ 私のガンプラの飾り方 その1 - つくりびとな日々を
◆他にもあります
ガンプラとは?種類は?
私が作ってきたガンプラ
私のガンプラ作成方法
私が選ぶおすすめガンプラ
◆ここでも載せてます
動画配信サイトYouTube
ガンプラ投稿サイトGUNSTA
◆励みになります
それではまた。
すてでぃでした。
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